○例1
■ケース1:複数走者が進塁
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1番打者
四球で出塁(無死1塁)
2番打者
ファーストへの送りバントが野戦となる(無死1・2塁)
3番打者
ライトライナーで2塁走者が生還。1塁走者は3塁まで進塁し、打者走者は送球の間に2塁へ進塁。
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■ケース2:中継プレーによるタッチアウト
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1番打者
レフト前にテキサスヒットで出塁(無死1塁)
2番打者
センターオーバーのツーベースを放ち、1塁走者が本塁を狙うもセンターからファースト、キャッチャーへの返球でタッチアウト。 送球の間に打者走者は3塁へ進塁。
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■ケース3:タッチアップ
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1番打者
セーフティーバントで出塁(無死1塁)
2番打者
サード前へ送りバント成功(1死2塁)
3番打者
ライトフライ。で2塁走者がタッチアップで3塁へ進塁。
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■ケース4:悪送球
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1番打者
レフト前ヒットで出塁(無死1塁)
2番打者
ライト前ヒット。1塁走者は3塁を狙い、打球を処理したライトがサードへ悪送球(1死2塁)
走者は本塁へ生還し、その間に打者走者は2塁へ進塁。
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■ケース5:盗塁 + エラー
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1番打者
死球で出塁(無死1塁)
2番打者の打席で盗塁を試みる。キャッチャーが2塁へ悪送球をしてしまい、走者は一気に3塁へ到達。
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■ケース6:振り逃げ + 悪送球
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1番打者
打者は振り逃げで1塁へ走り出し、キャッチャーが1塁へ悪送球。打者走者は2塁に到達。
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■ケース7:併殺 + 進塁
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1番打者
キャッチャーの打撃妨害により1塁へ出塁(無死1塁)
2番打者
レフト前ヒット(無死1・2塁)
3番打者
サードゴロとなり、サードがそのまま3塁ベースを踏み1死。続いて1塁へ送球し、併殺となる。
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■ケース8:打撃妨害
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打者がスイングしたところ、バットに捕手のミットが触れたため、打撃妨害として打者は出塁が許されます。
なお、打撃妨害、よって出塁・進塁したランナーがホームインしたものは自責点にはなりません。
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■ケース9:守備妨害
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四球で出塁の後、次打者の打った打球が1塁走者に当たってしまった場合、走者はアウトとなります。
左の例は、ニ塁手の守備を妨害したという意味になります。
※守備妨害がなければセカンドゴロと推測される打球でも、この場合は打者に安打を記録することが決められているので、打者には暫定内容である「×」を加えて内野安打を記入します。
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■ケース10:走塁妨害
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野手が走者の妨害をした場合、走者に進塁が許されます。
左の例は、二塁手が走塁を妨害したという意味になります。
なお、走塁妨害によって出塁・進塁したランナーがホームインしたものは自責点にはなりません。
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