盗塁が成功したときは「S」を記入し、失敗したときは「CS」を記入します。
なお、当該プレーが何番打者の打席で起こったのかを把握するために、打者番号に括弧をつけて表現します。
以下の例は、2番打者の打席で盗塁をした場合です。
走者が進塁したときは該当のマスにその走者が進塁した経緯を必ず書き込みます。
以下に様々な例を挙げますので、頑張ってみてください。
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進塁のケース フォアボールで出塁後、4番打者の打席で盗塁し、5番打者のヒットで生還した場合です。そのまま進塁を表す「矢印」を記入していきます。 |
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進塁のケース フォアボールで出塁後、4番打者の打席で盗塁し、さらにライト前ヒットで3塁に進塁したときに、ライトの暴投により本塁まで生還した場合を表します。 |
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走塁死のケース レフトオーバーのヒットを放ち、セカンドを狙うもレフトからセカンドへの返球でタッチアウトの場合を表しています。 この場合、記録はシングルヒットとなります。 |
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走塁死のケース レフトオーバーのツーベースヒットを放ち、サードを狙うもレフトからサードへの返球でタッチアウトの場合を表しています。この場合、記録はツーベースヒットとなります。 |
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走塁死のケース(オーバーラン) ライトオーバーのツーベースヒットを放ち、セカンドベースに滑り込むも、勢い余ってオーバーランしてしまいました。そこをライトからショートへの返球でタッチアウト。 このとき、オーバーランによる走塁死と上記の進塁を狙った走塁死とで区別しやすいように、返球元(この場合はライト9)を記入しないことがあります。 |
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狭殺のケース ライト前ヒットを放つも、セカンドを狙い挟まれてしまいました。 左の例では、ライト→ショート→ファースト→セカンドの順に送球され、最後はタッチアウトになっています。 |
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けん制のケース フォアボールで出塁後、ピッチャーからのけん制球で挟まれてしまいました。 左の例では。ピッチャー→ファースト→ショート→セカンドの順に送球され、最後はタッチアウトになっています。 |
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3フィートラインオーバーのケース ライトオーバーのツーベースヒットを放ち、サードを狙うも中継から 好返球のため挟殺となり、二塁に戻る途中タッチを避けようとして、 塁審よりアウトが宣告。 この場合、最後にボールを保持した野手まで記載します。 |
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走塁放棄のケース 無死一二塁から併殺。三塁走者がアウトカウントを勘違いして ベンチに戻り、審判より走塁放棄と見なされアウトが宣告。 この場合、反則打球等で使用される「その他のアウト」として 「×」を記入し、外に注釈をつけるとわかりやすいです。 |